岡山弁について想いを馳せる
2018.03.25
最近、岡山出身の有名人の方が頑張って下さっているおかげで、
そこはかとなく岡山弁が広まってきているようで嬉しく思うのと同時に、
ちいさな頃に抱いていた、どうでもよい疑問を思い出したんです。
それは、
『なぜ昔話や演劇のおじいさんや、おばあさんは岡山弁で喋るのか』
(厳密には似ているだけで同じではないと思いますが……)
岡山弁の特徴と言えば語尾に「じゃ」がつくこと。
「そうだ」は「そうじゃ」といった感じで(そういえば広島の方も同じですね)
まさにお年寄りの方の喋り方みたいなイメージがあります。
成長の過程で話し方などが変わっていくことは納得できるのですが、
「てやんでぇーバーローめ」みたいな喋り方の人が、
「何を言っとるんじゃ馬鹿じゃのぅ」となるまでの過程が想像できない。
もう大人になったんだし、そろそろ喋り方も落ち着かなきゃ!
って思ったんだとしても、
喋り方のクセに高低差がありすぎて想像できない。
そんな長年の疑問(間何年かはすっかり忘れていましたが)を、
インターネット先生に聞いてみたところ、
昔、江戸で「知識人」と言われる方に、
西日本出身の方が多かったらしく、
その際に使われていた言葉が上記のような所謂「老人語」だったらしく、
知識人=年配者ということから、
演劇などを中心に表現の一種として定着していったそうです。
なるほど……!!
ということは……僕は知識人の末裔だったということですね(曲解)
だとすれば、ご先祖様は今の僕を見て、さぞ悲しんでいることでしょう。