早く過ぎ去っていただきたい

2017.07.23


セミが大量発生しております。

本当に……セミは……僕の心を苦しめるのが上手です。

 

走光性がないと言われているセミ。

なのに何故か僕が花火をしていると寄ってくるセミ。

 

そんなセミとの遭遇率を下げるために、

セミの好む木を避けたり、

足元に潜んで死んだふりをしているセミに注意しながら歩いたり、

色々と涙ぐましい努力をしているんですが、

先日の20:00頃でしょうか……

陽も落ち、外灯の明かりだけが足元に影を作り始めたころ、

僕は設備のチェックをするために駐車場を歩いていたんです。

 

遠くも近くもセミの鳴き声が響き、

いつ出会っても不思議ではない状況。

 

こわいなぁ~こわいなぁ~と思いながら歩いていると、

外灯の下にポツン……とある小さな黒い影。

 

その影を避けるように歩きながら、

視力の落ちた目に力を込めて、

じぃっ、と影を見つめ警戒態勢。

 

あ、

なんだ。

ただのゴミ……ジジジジジジジジジジジジジジジジジッ!!!!!!

 

その場から動けない僕。

ゴミを避けて通ったルート上にいた、

死んだふりしてたセミ。

 

もう……ホントやだ……早く夏に過ぎ去っていただきたい……