僕がまだ小学生低学年だった頃、

家族で行った大山のスキー場で出会った一人のお兄さん。

 

まだ子どもだったので、

親がいなければ何もできなかった僕（今できてる訳ではありませんが(笑)）

 

そんな僕が勇気を出してカレーを注文しに行った時、

「お、僕一人で来たの？偉いね」

と、笑顔で褒めてくれたお兄さん。

 

基本叱られ続けて育った人生（自業自得）だったので、

初めて会った大人に褒められたという出来事は、

僕にとって心に深く残る嬉しい出来事でした。

 

そんな僕が自慢げにカレーを持って親の元へ帰ると、

「あれ？大盛にしたの？」という母からの質問。

なんとそのお兄さんはサービスでカレーを大盛にしてくれていたんです。

 

人の温かみを小学校低学年ながら噛みしめ、

そのカレーを美味しく頂戴いたしました。

ただ当時小食だった僕は1時間という時間を掛けても、

そのカレーが完食できず、

半泣き状態でそのお兄さんにお礼と謝罪をしに行ったのを今でも覚えています。

 

今思えばサービス業でばかり働いている僕のルーツは、

そのお兄さんなのかもしれないですね(*’▽’)

 

僕もそのお兄さんみたいに、

誰かの想い出に残るような接客をし続けたいなと思う今日この頃なのでした（今日のワンコ風）