それは卑怯

2017.09.03


風が心地よい季節になってまいりました。

じめっ、と湿気を帯びた空気から、

軽やかな空気に変わり、

秋の訪れを愉しんでいた僕。

 

車での移動中エアコンばかりの夏。

もちろんエアコンが悪いわけではありませんが、

人工的な風は、やはりどことなく清涼感に欠ける。

でもそれも終わり。

さぁ、窓を開けて気持ちの良い風を感じよ……ゴンッ!!!!

 

( ゚Д゚)!?

 

え、何?車で何か撥ねた?!

いや……でも何も撥ねてないし、

撥ねたにしても音が小さ……

 

ブブブブブブブブブ

 

( ;゚Д゚)!!?

 

こ、これは……

 

僕の嫌いな虫の羽音……!?

 

っていうか蜂さんじゃございませんか!!!

窓開けたタイミング狙って入ってきたの!?

ていうか危な過ぎる!!

刺されたら事故ってしまう!!

 

急遽路肩に寄せて車外へと避難。

蜂さんが出られるよう、

ドアを一つ開けて待ち構えるが、

ダッシュボードあたりから一向に動く気配のない蜂さん。

 

にらみ合いは20分以上続いて、

どうしようかと途方に暮れていた僕。

 

するとおもむろに丸まり始めた蜂さん。

え?大丈夫?それ自分の毒針刺さるんじゃない?

そして丸まったまま動かなくなった蜂さん。

え?ほんとに毒針刺さっちゃったの?

 

とりあえず動かないことを確認してそのまま出勤したのですが、

どうやらスタッフさんの話によると、

蜂さんは熱に弱いらしく、

おそらく車内の高温により動かなくなってしまったそうです。

 

まぁ何にせよ。

 

運転中に蜂さんに襲撃受けたらひとたまりもありません。

ホントに怖かったです( ;∀;)